事例6:140万円の獲得 24歳 女性 (店舗販売員)
事故の状況 | 依頼者はコンビニの駐車場に駐車しようとしたところ、他の駐車車両が高速度で後退したため、依頼者乗車の車両と後退車両が衝突したという事案 |
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怪我や被害の状況 通院状況 |
事故日から約7か月通院(頸椎捻挫、腰椎捻挫) |
後遺障害 | 非該当 |
事例7 客離れの営業損害を獲得したケース:220万円の獲得 31歳 男性 (接骨院経営)
事故の状況 | 依頼者は、二輪車を運転し見通しの良い片側1車線の道路を直進していたところ、後方から軽トラックが近づいてきたため、左車線に寄って道を譲ったところ、軽トラックが追い越し時に大きく左に車体を寄せたため、接触し転倒した事案。 |
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怪我や被害の状況 通院状況 |
事故から5カ月の入通院(腰椎捻挫、左手環指末節骨骨折、左肩部打撲等) |
後遺障害 | なし |
解決期間 | 交渉約8カ月、訴訟約1年間 合計1年8カ月 |
争いになった点 | ①過失相殺 ②営業損害(客離れの営業損害) |
結果・弁護士コメント | 保険会社はこちら側に2割の過失相殺を主張していましたが、全面的に争った結果、裁判では過失はゼロとなりました。 また、依頼者は接骨院を営んでいたところ、営業を再開しても休業による客離れの影響を受け、売り上げが落ち込んでしまいました。その客離れの営業損害について、保険会社は一切支払わないと主張していましたが、この点についても、裁判では認められました。 その結果、裁判により、当初の保険会社提示額が約10万円であったのに対し、220万円の解決金を獲得することができました。 |
事例8 主婦休損を獲得した事例:180万円の獲得 62歳 女性 (専業主婦)
事故の状況 | 依頼者は横断歩道を青信号で横断中に、前方不注意で右折してきた乗用車と衝突し、転倒した事案。 |
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怪我や被害の状況 通院状況 |
事故日から約6か月通院(頸椎捻挫、腰椎捻挫等) |
後遺障害 | なし |
解決期間 | 交渉約3カ月 |
争いになった点 | 専業主婦の休業損害 |
結果・弁護士コメント | 保険会社は、依頼者の子供らは成人しており、夫も既に定年退職していたため、家事労働はほとんどないはずと主張し、主婦の休業損害について賠償しないと主張してきました。 そこで、依頼者が事故前に行っていた家事の具体的な内容や孫の世話を行っていたことなどを主張し、主婦休損を請求しました。 その結果、当初の保険会社提示額約50万円からの上乗せに成功し、約180万円の解決金を獲得することができました。 |
事例9 因果関係を否認して一切の支払いを拒んだ加害者から賠償を獲得した事例:70万円の獲得 40代 女性 (専業主婦)
事故の状況 | 依頼者は、四輪車で赤信号に従って停車中、後方からブレーキが間に合わなかった四輪車に追突された。追突してきた車両も止まる寸前まで減速しており、衝撃は軽微であった。 |
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怪我や被害の状況 通院状況 |
事故日から約6カ月の通院(腰椎捻挫) |
後遺障害 | なし |
解決期間 | 交渉約6カ月、訴訟約1年間 合計1年6カ月 |
争いになった点 | 事故と怪我との因果関係 |
結果・弁護士コメント | 加害者の保険会社は、衝突が極めて軽微だったこと、診断書に外傷による他覚所見がなく、ストレートネックとの記載があり、ストレートネックは経年によるものと主張して、事故と怪我との因果関係がないと主張しました。こちら側は診療経過等を材料に全面的に争った結果、裁判で因果関係があることを前提に70万円の解決金を得ることができました。 |
事例10 自営業者で最初の確定申告の前に事故にあった事例:230万円の獲得 40代 男性 (建設業)
事故の状況 | 依頼者は、四輪車を運転し一時停止規制に従い停車中、後方から前方不注意の四輪車が追突してきた事故。 |
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怪我や被害の状況 通院状況 |
事故日から約6か月通院(頸椎捻挫、腰椎捻挫) |
後遺障害 | 14級 |
解決期間 | 交渉約10カ月 |
争いになった点 | 逸失利益、休業損害の基礎収入 |
結果・弁護士コメント | 加害者の保険会社は、依頼者が自営業になって間がなく、最初の確定申告もまだであったことから、賃金センサスでの解決金の提示をおこなってきました。 そこで、自営業として働いていた期間の収入を入金通帳などをもとに主張し、また、働き方がそれほど変わらなかった会社員時代の前年度所得等も提示して、現実の収入状況を主張しました。 その結果、当初の保険会社提示額からの上乗せに成功し、約230万円の解決金を獲得することができました。 |